当社は、廃棄物を持続的に処理するには循環型経済が必要であることを理解しており、廃棄物管理におけるベストプラクティスを特定し、実行に移すよう努めています。つまり、廃棄するのではなく、製品や材料のリサイクルと再利用を優先する必要があります。
サステナビリティ実行ロードマップの一環として、2025年までに廃棄物総量を少なくとも15%削減するという当社の短期目標の達成をサポートするために、グローバルレベルでの廃棄物削減戦略を策定しています。また、2025年以降の長期的な廃棄物管理の目標も設定しています。
過去3年間、イノベーションとテクノロジーの活用を通じて使い捨てプラスチックや紙廃棄物の使用を削減する機会を特定すること、また、生産プロセスで発生する有害廃棄物の量を削減することが当社の廃棄物管理アプローチの中核を成していました。
2021年に当社が発生させた廃棄物の総量(メートルトン/純売上高100万米ドル)は、2020年の1.6から2.0に増加しました。この増加は、環境データプラットフォームの実装、用地の閉鎖、現場での建設作業などの一回限りの大規模廃棄物処理作業、およびヨーク・カレッジ・アベニュー用地の閉鎖に関連する廃棄物データ収集の改善によるものです。
用地の閉鎖中に発生した廃棄物や一回限りの廃棄作業に関連して、全体で発生した廃棄物の増加が確認されましたが、当社は、2025年の廃棄物削減目標は達成可能であると確信しています。当社は、パートナーであるGreen Diamond社と協力し、すべての拠点でのデータ収集を継続的に改善するとともに、廃棄物を削減していきます。私たちは一丸となって、新しいデータと洞察を長期的な変化を促す具体的な行動へと落とし込み、その概要を今後のサステナビリティ実行のロードマップで発表してまいります。
2020年以降、当社の多くの施設では、廃棄物の管理、リサイクル、再利用における複数の取り組みが成功を収めています。