デンツプライシロナの取締役会(以下「取締役会」)は、当社のサステナビリティ戦略を監督しています。
取締役会のコーポレートガバナンスおよび指名委員会は、関連するESGの傾向と問題の特定、ESGパフォーマンスに関連する指標の開発の監督など、当社の環境、社会、ガバナンスの実践に関連するリスクの管理を監督しています。人事委員会は当社の社会的慣行に関連するリスクの管理を担当し、取締役会の監査・財務委員会はサイバーセキュリティとデータプライバシーの問題に関連するリスクを監視および評価します。ならびに、科学技術委員会は、当社の研究開発活動、取り組み、そして投資を審査する責任を負っています。これらのすべての委員会は取締役会に報告をしており、その責任は当社の事業におけるサステナビリティ戦略と完全に一致するものです。
Tony Johnsonが率いる当社の環境・社会・ガバナンス(ESG)運営委員会は、会社全体のサステナビリティ戦略の策定と実施の監督における責務を担うとともに、意思決定を含む当社のビジネスプロセスと実践においてESG要因が考慮されるようにする責任を負っています。
ESG運営委員会の委員長として、 Tony Johnsonはコーポレートガバナンスおよび指名委員会に報告します。これらの委員会は、社会活動に関する人事委員会とともに、サステナビリティに関連するすべての実施計画を監督する責任を負っています。
ESG運営委員会は、サプライチェーン、運用、財務、法務、従業員の健康と安全、人事、投資家向け広報、およびコミュニケーションの各部門の経営幹部と多分野にわたる管理レベルの専門家で構成されています。
ESG運営委員会は毎月会合を開き、サステナビリティに関する急を要する話題や問題、活動、実績についてコーポレートガバナンスおよび指名委員会に最新情報を報告します。このようにして、当社のサステナビリティ関連リスクの管理に対する取締役会および委員会レベルの積極的な監視を確かなものとするように努めています。
2024年、デンツプライシロナは、ガバナンス、コンプライアンス、情報開示、進捗管理、エンゲージメントという5つの指針を通じて、持続可能性をどのように管理し、追求していくかを定義した新しいグローバル・サステナビリティ・ポリシーを発表しました。この方針は、デンツプライシロナが環境保護、社会的責任、経済的繁栄を最適化し、最終的に持続可能な成長を促進するためにどのように取り組んでいるかを利害関係者に伝えるものです。