CERECの臨床症例

患者さんは、1回の来院で歯を保存可能な治療を受けることができ、大変満足されていました。CEREC MTL ジルコニア製クラウンは、高い強度と非常に優れた審美性を兼ね備えています。

前：15番の歯の近心側の大きな齲蝕病変。この歯は、無症状の根尖性歯周炎と歯の構造の重大な喪失を示していました。

後：CEREC ソフトウェアのBiogeneric 個別機能を使用して設計され、 CEREC MTL ジルコニアで作られたチェアサイド製作の修復物。 

たった4時間の訪問1回で、15年前の2つのクラウンと2つのインレーの修復が行われました。患者さんは、非常に優れた審美性に大変満足されました。

前：セカンドクアドラントの不十分な充填材。修復は約15年前のものでした。

後：CEREC Tesseraから作られたチェアサイド製作のクラウン (歯 26/27番)。コンポジットブロックで作られた24番と25番の歯のためのインレー。

修復ワークフロー全体のスピードは驚くべきもので、修復物の準備、製作、セメント固定を含めて治療にかかった時間はわずか57分でした。患者さんは治療時間が短かったことと、審美的にも納得の結果に大変満足されました。

前：25番の歯には近心および遠心辺縁の虫歯があり、既存のPFM セラミックが破損していました。

後：25番歯のクラウンは、歯列弓に対して、顔面および切縁面でより一致するように作り直されました。

この臨床例は、CEREC Primemillを使用した場合、最高レベルの審美的要求を満たしながら、チェアサイドの1回のセッションで全面ガラスセラミッククラウンを迅速かつ効率的に製造できる度合について、示しています。

前：16番歯のコンポジット充填が大きく不十分で、遠心側の歯槽頂部の亀裂、舌壁の亀裂、遠心側の再発性齲蝕が見られました。

後：審美性に優れた全面ガラスセラミッククラウン。

迅速で非常に正確なスキャン、扱いやすく直感的な設計ソフトウェア、そしてわずか数分で修復を完了するミリングおよびグラインディングユニットを組み合わせることで、診療に対する効率が大幅に向上し、患者さんの満足度も高まります。

前：26番の歯に虫歯があり、直接コンポジット修復が失敗していました。

後：審美性と機能性に優れたリチウム二ケイ酸セラミッククラウン。

この小臼歯の修復はジルコニアを使用したチェアサイド治療に非常に適しており、合計で約90分しかかかりませんでした。幅広い色合いのジルコニアが用意されているおかげで、フルカントゥアジルコニアを使用することができ、審美的な要件を満たす満足のいく結果が得られました。

前：以前の根管治療の結果変色した45番の歯。

後：半透明のジルコニアクラウンに個別の仕上げ。

CEREC Primemillは、治療のスピードを速めるだけでなく、より多様なミリング戦略を可能にします。このケースでは、最大限の審美性とできるだけ細やかなディテールを実現するために、Extra Fine ミリングモードを選択しました。

前：以前にエンド治療を受けた14番の歯の金属セラミッククラウンが破損ています。

後：最大限の耐久性と形状保持力を備えた、優れた審美性をもたらす半透明のフルジルコニアクラウン。